ガジュマルの植え替え方法【気根、根詰まり、ハダニ対処法も】

こんにちは。

 

今日は、お客様からガジュマルの植え替えのご依頼をいただいたので、写真を撮りつつ植え替え方法についてブログに書いていきたいと思います。

 

ご依頼いただいたガジュマルはこちら↓

枝がだいぶ伸びてます。土がほとんどなくなっていて、根っこもグルグルに💦

なかなかのやりがいがあります。

 

では、順を追ってやっていきましょう。

 

 

まずは、植え替える新しい鉢を用意します。

 

大きさの目安はいまより1～2周り大きな鉢。

 

それ以上に大きな鉢に植えてしまうと、水のやりすぎや根の張りに影響がでて

枯れてしまう事がありますので、おすすめしません。

 

めんどうでも大きさは合わせてあげてくださいね。

 

次に鉢底から土が漏れるのを防ぐため、鉢底ネットと軽石を薄く敷きます。

たまに、山のように鉢底石を入れている方をお見掛けしますが、必要ありませんよ。

 

鉢底石が隠れるくらいまで観葉植物用の土を入れておきます。

赤玉と腐葉土の配合土でも問題ないですよ。

 

鉢から植物を抜き取ります。

ガジュマルは持ちやすくていいです(笑)

 

抜けない時は、鉢の縁をトントンと叩いてみましょう。

根っこが鉢底から出ている場合はカットしても大丈夫です。

 

 

鉢の中でグルんグルんに根っこが撒いている場合は、”少し”ほぐしてあげると

根が伸びやすくなります。

 

植え付ける時のポイントは、

 

鉢の中央に植物が来るように位置を決める事！！

そして、植物の高さをきちんと合わせる事！！　です。

 

端っこによりすぎると見た目が悪くなります。そして、深く植えすぎるとせっかくガジュマルの特徴であるポッコリの幹が埋もれてしまいます。

位置があったら土をまんべんなく入れ、棒でしっかりと土を流し込みます。

これも大事なポイントで、根っこと土が触れずに中空状態になると植物が水も吸えず、根も貼れないので枯れてしまいますよ。

 

土が沈まなくなったら植え付けは完了！！

 

伸びきった枝葉をバランスを見ながらカットして形を整えたら、水をたっぷり上げて完成です！！

 

途中から出ていた気根については、もさもさしていたらカットしても問題ありません。

 

そのまま土に根付かせて根っことして生かしても格好いいかもしれません。

 

 

 

根っこを沢山いじった場合は、肥料はあげてはいけません。

傷ついた根っこでは肥料の成分が効きすぎて肥料負けしてしまいます。

 

 

ガジュマルは乾燥させすぎると、ハダニが出やすい植物です。

はっぱに小さなツブツブがついて葉の色が抜けていたらハダニを疑ってください。

 

 

ハダニは水が嫌いなので、葉水をしっかりしてあげると防げますよ。

もしハダニが出てしまったら、水で良く洗い流してください。

 

ハダニについてその正体と駆除をYouTubeにアップしました。

 

 

 

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